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2017年5月第128号
  「杜若(かきつばた)」    杜若の写真

 

1 コラム・「ガラパゴス」

 

 先日サンフランシスコ(S.F.)とシリコンバレー(S.V.)に行く機会を得た。わずか3泊5日の渡航であったがそこで見聞きするもののインパクトは言葉に表しきれないほどであった。なぜこれ程までにAPPLE、Google、Facebookはもちろん、テスラやウーバーのような急成長する企業がS.FやS.Vに集まっているのか理解できた。現在ではS.FとSVを中心とする地域をサンフランシスコ・ベイエリアと呼ぶようだが、このエリアにアメリカの投資マネーの約4割が注ぎ込まれている。人口でいうとわずか2%、面積となると1%にも満たない。その投資マネーによって世界から集まった人々の何か開発したいという欲求が具現化されているのだ。こんな物が欲しいとか、これがあったら便利だろう、と思ったことを優秀な頭脳が莫大な投資マネーの後押しによって次から次に生み出している世界がここにある。片や日本のベンチャーにはそれに対抗する資金や頭脳が集まっているのであろうか?その答えは言うまでもないが、仮に集まっていたとしても現在の技術を今以上に良くすることは得意でも、まったく存在していない技術を生み出すことについては不得手であろう。さらに心配することはベイエリアで生み出されたイノベーションを市場が縮小傾向にある日本に対し、この先もわざわざ日本語に変換して普及しようと考えてくれるだろうか?すでに「過去の遺産しかない博物館のような国」と揶揄されているようだが、このままだと日本もガラパゴスと扱われて世の中の進化から取り残されるかもしれない。

税経センターグループ 代表 栗山隆史

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