2018年6月第141号|1|「トップの指示」|

組織のトップについて前月号のコラムで触れたが、今回も組織のトップについて考えさせられる出来事があった。日本大学と関西学院大学とのアメリカンフットボールの試合で日大の選手が故意に関学の選手にタックルし怪我を負わせたという出来事だ。もちろんボールを持っている選手にタックルするのはこのスポーツの中ではごく当然のことであるが、今回はボールを投げて無防備になった選手に対する事後的なタックルであり、傷害事件にもあたる卑劣な行為である。この事件で最も嘆かわしいのはこの卑劣な行為を指示したのが日大の監督やコーチたちであり、相手チームの中心選手に怪我を負わせることを目的にするというスポーツマンシップのかけらもないことだ。組織のトップからの指示にノーと言えない空気があっただろうという想像はできるが、とは言っても実績のある成人になった選手が明らかに反則であるプレーを自制できなかったのかとても残念である。トップの指示が末端まで行き渡らない組織も正しい組織とは言えないが、トップが誤っている場合に下からそれを正すことができる組織でもなければ、それもまた継続・存続できないということを考えさせられた。

税経センターグループ 代表 栗山隆史

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