「がん保険」「がん特約※1」「重大疾病保険※2」・・・その違いは?
①保障内容
一時金で支払われるものや入院・通院時の定額給付、加えて手術見舞い金などがあります。終身保障が主流ですが、入通院給付の限度日数が設けられている場合もあります。保障内容に関しては、「がん保険」および「がん特約」に大きな違いはほとんどないと言ってもよいでしょう。対して「重大疾病保険」は主に一時金支払いの契約内容となっており、保険金の支払いによって保険契約は消滅します。つまり、その後の保障は無くなってしまうということです。
②保険料の支払い
医療保険には「保険料免除特約」があります。万が一がんを患った場合、その後の保険料支払いが免除されます。(特約加入が条件で、がんの種類にもよります)
対して「がん保険」には免除特約に追加加入出来ないものが多く、国内生命保険会社でも数社しか取扱っていないのが現状です。つまり、がんとの闘病中にも保険料を支払っていく必要があるのです。また「重大疾病保険」は、保険金の支払いと同時に契約が消滅するため、その後の保険料支払いはありません。
③保険契約に関する税金
個人契約と法人契約で大きく異なります。支払う保険料や受け取る保険金にも税金は関わってきますが、ここでは割愛させていただきます。
社会保障が縮小傾向にある中、自己防衛的に生命保険で備える必要はあるかと思います。とは申しましても、それほど安くない保険料を支払わなくてはいけないのも事実です。「安心料」と思えるような保険料で、必要な保障を納得のいく内容で選ぶお手伝いをさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。ご連絡お待ちしております。
※1 医療保険に特約としてがん保障を追加するケース
※2 「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」などの重大疾病に備える保険
ファイナンシャルプランナー
阪田 健太郎