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参議院選挙の翌日、島根のお客様からFAXが入りました。「山が動いた」という趣旨の。
その地方は、竹下元首相のお膝元。いまでも参院のドンこと青木幹夫氏がにらみをきかせている地域ですが、国民新党の女性候補が固い自民の壁を崩したというわけです。思想信条はさまざまですが、庶民の怒りが政治を突き動かす(=政治は政治家のものでない)ということを示したという意味では、大きな意義のある選挙だったのかもしれません。
同じ日(選挙の翌日)、事務所を訪れて下さった金融機関の方とも選挙の話になり、最後は政治家の出処進退(しゅっしょしんたい)の話になりました。選挙が終わってもなおこの話が新聞の紙面をにぎわし、赤城農水相の更迭にいたって、また火勢を盛り返している話題です。
民間の企業でも、不祥事が起きた場合には、直接その社長の蒔いた種でないにしろ、会社の代表者である以上、けじめをつけますよね、というような話になりました。
政治家の場合はことさら、その辺が大事なのではないかと。赤城大臣は、今回のことで器量を問われ、今後の政治家としての生命に致命的なダメージを負ってしまったのではないだろうか?
まして総理大臣ともなれば、名を重んじるという意味では一大臣の比ではないだろう。みずから政権選択選挙と勝負をかけて、敗戦にあたっては椅子にしがみつくというのでは、政治家としての小ささを天下に示してしまうことにならないだろうか?
日本には古来、「敗軍の将、兵を語らず」(出典は中国)という名言がある。選挙の責任論を断ち切るために、部下の首を差し出すというのではどんどん将としての器の狭さを天下に示してしまう。
首相がかかげる再チャレンジの精神からすれば、もっとスマートな再チャレンジの方法があるのではないか? そもそも「美しい日本」とは何かを問うべきである宰相が、足元では、さんざん美しくない政治劇を脚本・演出してしまってきたのではないか?
この方との座談は、「やはり『いさぎよさ』こそ美しい日本を代表する精神ではないか」と意気投合して終わりました。
さて、選挙が終わり、政局の話にだけ現(うつつ)をぬかしているわけにはいきません。
今度の選挙が、どのように政治に政策に反映してくるかを、経営者としては見極めていかなければなりません。
消費税はどうなる。(民主党は年金改革の財源として消費税率アップを想定しています。)農業政策はどうなる。中小企業政策はどう変わる。民主党が力をえた影響は、じわりじわりと出てくるものと思われます。
税理士試験の季節
この時期は、事務所も幾分閑散としています。税理士試験の受験組が、事実上の試験休暇を取っているためです。お電話されても担当者が留守のことも多いでしょう。会計事務所の特徴でしょうか、事務所が試験のために休むことに寛容だという業界の慣習もあって、それぞれが仕事をやりくりしながら休みをとります。正規の試験休暇は2日。そのほかに夏休みが3日。人によっては有給休暇も組み合わせて、試験直前のダッシュを行います。
税理士の層が厚くなることによって、お客様に提供できるサービスの質も向上が期待できるものと確信しています。
くれぐれもお客様には迷惑のかからないように心がけさせてはおりますが、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
*今年の税理士試験は8月の6,7,8日です。
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