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またもや米国から驚きのニュースが飛び込んできた。トランプ大統領が記者会見を行い、6月22日未明にイランの核施設を攻撃し3カ所(フォルドゥ・ナタンズ・イスファハン)の施設の破壊を成功させたと米国軍隊の任務遂行力を誇る声明を出した。米国のイラン領内への攻撃は初めてであり、フォルドゥの地下にある施設に対してはステルス爆撃機B2が地下貫通弾「バンカーバスター」を投下した。このバンカーバスターを実戦で使用したのも初めてのようだ。山岳地帯の地下80m〜90mにあるフォルドゥの施設に対しては通常の空爆では破壊が難しかったのだが、地下60mまで達するバンカーバスターであればそれを可能にしてしまうらしい。トランプはこの攻撃によってイランとイスラエルの戦争が終結することになると考えているようだが、事態はそんなに単純なものではない。早速イランのペゼシュキアン大統領は「アメリカはこの報いを受けなければならない」などと発言し報復を示唆している。しかもイランの背後には中国やロシアが控えている。秘密裏にイランから石油を輸入していると噂される中国が今回の米国による攻撃を良しとするはずがないし、イランが米国やイスラエルの支配下に置かれることを許さないだろう。第二次世界大戦は87年前にドイツがポーランドに侵攻したことをきっかけとして始まり、それぞれの背後にいたイタリア・日本とそれに対峙するイギリ
ス・フランス・中国・ソ連・アメリカが参戦していくことによって6年間もの悲惨な時代を創られた。今回の6月22日が後世に語り継がれるような「第三次世界大戦の始まりの日」にならないことを願うばかりだ。