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週刊文春が報じたフジテレビの組織ぐるみの性接待・性上納疑惑のニュースが連日のようにマスコミやSNSで取り上げられている。自社のアナウンサーを芸能人などとの会食の接待役に利用し、さらにそれらのアナウンサーから性加害の訴えがあっても揉み消してきたのだろうと想像させてしまう。文春砲第1弾は中居氏の性加害スキャンダルであった。
そしてフジテレビ経営陣は自社の社員の関与が一切なかったと断言していたのだが、文春砲の第2弾によってこのような加害が組織的でかつ常態化していたと思わせる会社側の対応を晒されてしまったのだ。自社の社員が被害に遭ったのに会社が握りつぶすとすればアナウンサーの絶望感は想像できないぐらい大きなものであろう。報道機関であるはずのテレビ局が自分たちの不祥事については確実に隠蔽するとなるとその悪質さは筆舌に尽くし難い。ましてや謝罪会見を行うテレビ局がその様子をテレビ放映しないなんて全く笑えないジョークでしかない。









