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石破茂内閣総理大臣が9月7日辞意を表明した。遅きに失する発表となったが、これに伴い自由民主党の次期総裁の座をめぐる争いがスタートした。昨年の総裁選には石破氏を含め9名のメンバーが出馬したが、今回はそのうちの5名の争いとなりそうだ。憲政史上初の女性総理大臣を目指す高市氏も出馬表明し記者会見を行った。1時間以上の会見の中で財政に対する考え方についてとても的確に語っていたのが興味深い。「財政健全化」を「健康維持」に例えて次のように話していた。「健康維持が大事かどうか、と聞かれて大事ではないと答える方はいらっしゃらない。それと同じで、もしかしてこの人健康のためなら死んでも良いと思っているのと違うかなぁ?と感じることがある。例えば気温38度の炎天下でジョギングをしている方を見ると私は心配になります。」これは財務省が行ってきた緊縮財政を揶揄している。どれほど国民の可処分所得が少なくなろうが、どれほど国内の中小企業の経営が苦しくなろうが、財務省は税収確保のためには消費税率を上げ続け、財政健全化に突き進んでいる。この姿を炎天下で体脂肪を落とすためにジョギングするランナーのようだとの表現は秀逸だ。この発言で財務省を敵に回すこととなるだろうが、これからの総理大臣には、財務省に操られずニッポンの発展のため国民の可処分所得を上げ、経済的なチカラを取り戻すことを優先する舵取りをすることが必要なのだ。