2019年10月第157号|4-2|「公的な保障制度」と「民間の保障制度」|

「公的な保障制度」や「民間の保障制度」と申しましても様々な制度や保険などがあり、ご自身がどのような保障を受けることが出来るのかというのは、かなりわかりにくいことが多いと思います。民間の保障といえば生命保険や損害保険が代表的ですが、「公的な保障」で足りない部分を補うという役割も持っています。そこで、今回は「公的」と「民間」の制度で関係性のあるものをいくつかご紹介します。

◇医療保障

一番身近なものが医療保障ではないでしょうか。
「国保」や「健保」などの、いわゆる健康保険と呼ばれる公的制度に対して、「医療保険」が民間の制度となります。
保障の対象は入院や通院など、治療にかかわるものですが、保障の内容は大きく異なります。

◇年金

国民年金や厚生年金が公的制度となります。対して民間の制度では、年金保険があります。
「iDeCo(イデコ)」と呼ばれる個人型の確定拠出年金などもあります。

◇労働災害保障

労災保険(政府労災)が公的な制度となり、労働者全員が加入対象です。
業務中の事故に対応する制度です。民間の制度では「傷害保険」や「業務災害補償保険」などがあります。

「公的な制度」は一定の保障が定められていますが、収入や年齢によって受けることが出来る保障がかわるものもあります。そこを補うのが「民間の制度」ですが、保障が足りなければ万が一の時に困りますし、逆に多すぎると保険料の負担が大きくなります。必要な保障をなるべく少ない保険料でカバーするのが理想です。しかし現状の保障内容を把握する必要もあるのです。
加入のご検討や保障内容の見直しなど、お気軽にお問い合わせください。

ファイナンシャルプランナー
阪田 健太郎

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